7/23
zui zui

骨の髄随ズッコロバシまで
魂込めて
気合い込めて
根性込めて
勇気振り絞って
壁越えるんだ
自分越えるんだ

大人に何言われても
他人に何言われても
随随ずっころばしいの
カンケエねぇぜ
マイ人生

骨の髄随ズッコロバシまで
生きて
生きて
生きてみせるぜ
ホトトギス

骨の髄随ズッコロバシまで
生きて
生きて
生きて抜いてみせるぜ
おっかさん

     酒井義明                                               


7/19
病人じゃないじゃん

どんな病気だって
今を生きてる君は
ぜんぜん病人じゃないじゃん

どんな病気だって
今を生きてる君は
ぜんぜん病人に見えないじゃん

どんな病気だって
今を生きてる君を
僕は病人と呼べないじゃん

せっかく丈夫な身体をもらったのに
生きてんのか
死んでんのか
分かんねぇゾンビがたくさんいるじゃん

それに比べたら君は
ぜんぜん病人じゃないじゃん
今を生きてるじゃん

だから君は
病人じゃないじゃん

         酒井義明                                           


7/19
1円劇場

宝くじで100億
当たった奴がいても
てめぇで稼いだ1円の方が
全然カッコイイじゃん

そんなんで人生の
やり甲斐とか
醍醐味なんかが
どうでもよくなって
ノータリンの極楽とんぼの
世捨て人なんかになっちまったら
アホ猿以下じゃん
何のために生きてんのか
何のための人生なのか
全然わかんねぇじゃん

今のあんたは毎日毎日
一生懸命働いて
喜びも
悲しみも
成功も
挫折も
積み木のお城みたいに
一個ずつ経験積んでっから
あんたは大正解じゃん
経験城のお姫様や王子様じゃん

全ては経験じゃん
人生はあなたが主役の
偉大なる経験の劇場じゃん

         酒井義明


7/18
アホ猿

終わらせる勇気があって
新しい未来があって
苦しい過程があって
おいしい団子があって
不安でも愚かな人間が
全身全霊を捧げたなら
天と地もつながって

人間はいつも
シンプルな2本の分かれ道の
前に立たされて
試されて
強制なんかされなくて
万歳民主主義はむしろその逆で
楽させよう
落とそうと
誘惑と欲望のオプションがわんさかで
どっちの道を選んでも
他人は無関心で
それが社会ってもんで
今日も地球はぐるぐる回ってる

やったことの
その先の未来地図は
誰にも分かんねぇけど
やらなかったことの結果は
アホ猿でも分かって失笑してる

猿なんかに
笑われてたまか

えてこうなんかに
笑われてたまか

       酒井義明


7/18
ニトログリセリン

毒にも
薬にもなんねぇ
生き方してっから
かげろうみたいな
透明人間になっちまって
誰からも気づかれなくなっちまって
他人の不幸にも鈍感な
どうしょうもねぇ人間になっちまって

毒は確実に
薬になって
生きるってことは
そういうことで

てぇめぇの中の死んでいく
魂とか
意志とか
夢とかを
コンチキショウって
くい止めるのが
生きるってことだ

       酒井義明


7/17
どうせ

銀河一お気軽に使える
言い訳の言葉
どうせ
気を付けてねぇと
つい口から出てきちゃう言葉
どうせ
もっとヤバイのは
心で思うことが
癖になってる思想
どうせ

それに引き替え
しっぽも立たねぇ
負け犬が大好きな言葉
どうせ

どうせって
言った瞬間
思った瞬間
まだどっちでも行く
可能性があった
不確定の未来が
暗黒ブラックホールの餌食になっちまう

青年よ
もう二度と使うな
今度使ったら
あんたの舌をちょん切るぞ

       酒井義明


7/16
哀れなホモサピエンス

ガキの頃から
遊ぶのも我慢して
友情なんか無駄なもんだと
カリカリ机にしがみついちゃって
いい塾入って
いい学校入って
いい会社入って
ガキもいい学校行かせて
あんたのコピーが作れたらそれで満足なんだろ
それでいい人生だと思ってんのか

お笑いだね
悲劇もとっくに通り越して
犬も喰わない喜劇だね

センター試験のために生きてんのか
会社のために生きてんのか
じゃ会社がなくなったら
あんたは一体どんな人間なんだ

ただ流されて生きているのに
気づいていなくて
飛び出す勇気も
飛び出す気力もとっくに萎えてる
哀れなホモサピエンス

真面目な善人面してるけど
流れから外れた人には
平気で冷たくなれる人間になっちまってる
弱者への心を閉ざしてしまった
哀れなホモサピエンス

おめぇら
骨の髄まで
ありきたいだ

何度でも言ってやるよ
おめぇら
骨の髄まで
ありきたいだ    

      酒井義明


7/16
未来くじき

すでに精神的な
年寄りになっているのを
日光の三匹の猿みたいに
気づかないふりして
なんでもやる前から反対しちゃって
選手がストライキをするような
後ろ向きな事をしない限り
ファンは離れりゃしないよ
発祥の地のベースボールと
美しい国の球道を
比べることに意味はない

未来くじき
勇気くじき
夢くじき
そんな嫌なものが
色々な場面で
この国をおおっている

若者よ
そんなものに
惑わされるな

やってみりゃいいじゃん
どんなものだって
永遠なんてねぇんだから
ダメだったらまた
変えりゃいいじゃん

考える前に
思いっきり
バットを振りゃいいじゃん         

      酒井義明


7/16

アイス冷えてます

涙がしょっぱかったら
大吉まで引けばいいじゃん

ふられても
愛情の蛇口
全開じゃんじゃん
出しっぱなしにしてた
自分をほめてあげてまた
大吉まで引けばいいじゃん

星もストちゃった
まっ暗な夜
逢いたいど壺にはまって
どっぴんしゃんでも
太陽が希望の黒点と
一緒に昇って来てくれたならまた
大吉まで引けばいいじゃん

人生のアイスクリームが
哀愁の哀の味がしたら
君は大人になったじゃん

人生アイスのカップの裏を
見てごらん
きっと赤い字で
アタリって書いているよ

だって君は
人生の隠し味が
分かった証拠じゃん

        酒井義明


7/15
六等星の星

太陽の光りも届かない
都会銀河の片隅で
ひっそりと輝いている
ひとりぼっちの星々は
お盆になると
故郷銀河への
流れ星になる

みんなでわいわい集まって
故郷銀河の焼酎飲んで
故郷銀河の味に舌鼓をして
気がつけば
少年星に戻っていく

そして
いつの間にかみんなが
大きなミルクを
こぼしたような
あまの川へと融合していく

ひとりぼっちの星々は
都会の砂漠で
大切なものを
忘れかけていたけれど
故郷銀河で
自分らしい輝きを
自分らしい自信を
自分らしい光りを
もう一度取り戻していく

夜空を見上げれば
消えかかりそうだった
六等星の星々が
見る見るうちに
銀河一の
一等星になっていた

六等星は
いつだって
一等星に変われる

六等星は
いつだって
光り輝いている

       酒井義明


7/13
シャク倍

活き活き生きよう
なんちゅうのは
言葉では簡単だが
実際にはそう
うまくはいかねぇ

不安や心配
退屈やストレスなんかが
長年心の浴槽に
少しずつこびり付いてきて
落とそうと思っても
そう簡単にゃ落としてくんない

だがな
今よりほんの少しでも
自由に生きたいと思ったなら

今よりほんの少しでも
自由に飛びたいと
翼を広げたなら

明日からの
あんたは
今のシャク倍
人間になってるぜ

        酒井義明


7/11
一滴の覚悟

ここに一個のコップがあるとする
コップの水がまだ溜まってないのに
なんでも直ぐに飲んでしまう奴がいる
そういう奴は
決して夢など
叶いやしない

一杯目を我慢する
二杯目も我慢する
三杯目も我慢する
四杯目でようやく飲む
そうすると
一滴のうまさが違ってくる
一滴への感謝も
一滴を飲むための用心深さも養える
毎回飲んでいた
飽食の豚とは一滴への
飲む力が違ってくる
てめぇの五臓六腑全部で吸収しようとする

だがなそれ以上は我慢するな
今度は水なんか飲みたくなくなってしまう
どうでもよくなって
しまいにゃ精神がなえてくる
そうなったら逆効果だ

欲は大切だ
だがそれが自分のためだけだったら
それはただの欲望だ
夢を叶えたいなら
まずは叶えるに値するだけの
人間になることだ

一滴を
我慢するだけの
覚悟を決めることだ

          酒井義明


7/10
人生の意味

星を見たことがあるかい
そりゃむろん
誰だって見たことはある

だがな
本当に
心から見ているか

何かを
じぃっと見るってことは
大切なことだ
あまの川なんて
星図表の上だけで
実際には見えないじゃないかと
たかをくくちゃいねぇか

そういう生活をしていると
人間はどうなっていくと思う
心がうつろになって
魂が空っぽになって
生きてる意味も分かんなくなって
薄っぺらな人間になっちまうのさ
善人面してぺこぺこ
頭を下げているが
はなっから相手の話なんか
聞いちゃいない

そう
星を
見ていないのと
一緒のように

何かを
心から見ろ

辛くても
そうやって
魂を
鍛えていくんだ

そうじゃなきゃ
人生なんて
なまぬるい風に
カラカラ回っている
風車みたいに
空回りして
おしまいさ

      酒井義明


7/9
人間の存在価値

明日は会社があるだとか
そんなことを
言っているうちに
会社にしがみつかなきゃ
ならない人間になっちまう

人間はそんな
ちぃっぽけな
アイデンティティーのために
生まれてきたんじゃねぇ

背広を着て
なんとなく
会社に行っていれば
薄っぺらな
自分を忘れる口実にはなる
そういう人間に限って
そういうことをしない
人間をどこかで
さげすんで見てたりする

だがな
人間は
見た目なんかじゃねぇ

人間は
そんなことのために
生まれてきたんじぇねぇ

          酒井義明


7/8
青年よ

普通の学校行って
普通の就職して
何年か経った頃には
日常の忙しさを言い訳に

志も忘れたふりして
魂も死んだふりして
希望も見えないふりして
夢も遠い向こう岸の
夢のまた夢の
話に片づけちゃって

会社の帰り
独りコンビニで
しけた週刊誌を
立ち読みして
安いビールを
ちょうちんみたいに
二缶ぶら下げて
世の中の出来事を
全て批判の対象にし
テレビに文句言って

そんなんでいいのか
そんなんで生きてんのか

おめぇら
骨の髄まで
ありきたりだ

おめぇら
骨の髄まで
ありきたりだ

     酒井義明


7/7
一匹は東へ

なんにもなくていいじゃん
訳の分からん
世間の価値観なんて
鉄格子の窓から
ガシャンっと
捨てちゃえばいいじゃん

心にからみついている
目に見えない
鎖なんか
引きちぎって
飛び出せば
いいじゃん

君には
飛び出す力があったから
生まれてきたんだろ
だったらもう一度
おぎぁっと
飛び出せばいいじゃん

君は
目に見えない
勇気とか
可能性とか
希望とか
色々と握りしめて
おぎゃっと
生まれてきたんだから
それを使わなきゃ
損じゃん

一匹は東へ
一匹は西へ
一匹は希望へと
飛んでいった

       酒井義明


7/7
入道雲

なんにもなくていいじゃん
走って
走って
走って
自分の走り方で
走って
突っ走れたんだったら
最高じゃん

堤防の先までいって
そのまま海に
突っ込んでも
本望じゃん

かつて
自分の走り方で
走っり抜けていった
男がいた

今でも
入道雲になって
笑ってた

     酒井義明   


7/6
やぁ

やぁ毎日
見てくれている君
元気かい
やぁたまに
見てくれている君
元気かい
今年の前半はどんな年
だったかい

よかったかい
それとも散々だったかい
散々たっだ人も
後半はお互い
いい年に
しようじゃないか

いつものお米なのに
とってもおいしく
ご飯が炊ける時が
あるように
君には
いい未来を
創る力があるんだよ

そうだよ
だから後半は
とっても
おいしいご飯に
しようじゃないか

     酒井義明


7/5
イルカ

なんにもなくていいじゃん

海に
なっちゃえば
いいじゃん

     酒井義明


7/5
君でいいじゃん

なんにもなくていいじゃん
稲穂でいいじゃん
太陽でいいじゃん

何があっても
中身の
問題なんだから
君には
いいところが
たくさん
たくさん
あるんだから

胸張って
君で
いいじゃん

     酒井義明


7/3
たんぽぽ

なんにもなくていいじゃん
ちょっと先の
楽しい未来を
ようこそって
迎えられるように
そっと
優しく
微笑んでいれば
いいじゃん

春の
そよ風みたいに
道に咲いている
黄色い
たんぽぽみたいに
そっと
優しく
微笑んでいれば
いいじゃん

ほら
ちょっと先の
楽しい未来を
予測できちゃった
君の顔も

優しい
たんぽぽじゃん

       酒井義明


7/2
カゲロウ

明けの明星には
夢の羽根をもがれた
無数の無念の
カゲロウ達が
ゆらゆらと
漂っている

夢を叶えたいと
願う人は
無言のカゲロウ達の
代弁者でもあるんだから
カゲロウ達が
納得できるような
生き方をしてほしい

じゃなきゃ
あんまりにも
カゲロウ達が
可愛そう

じゃなきゃ
あんまりにも
カゲロウ達が
救われない

       酒井義明


7/2
信念

なんにもなくていいじゃん
地球がなくなったって
君の信念が
揺らぐことは
ないんだから

そのままで
いいじゃん

    酒井義明

 


7/1

なんにもなくていいじゃん
失敗したって
しくじったって
頑張っている
君を

夢は
笑いや
しないじゃん

     酒井義明


7/1

初心

なんにもなくていいじゃん
人間なんだから
完璧なんかじゃ
ないじゃん

リコールしたって
恥ずべきことじゃ
なかったのに

寝るのも惜しんで
物を創るのが
好きで
好きで
大好きで
たまらなかったら
背広なんか
ドブに
捨てちゃえば
いいじゃん

油まみれの
軍手で汗を拭いて
顔に油が
付いちゃっても
拭く時間も
惜しいぐらい
楽しかった
あの頃を思い出して
もう一度
街の小さな工場から
始めたって
いいじゃん

間違えは
誰にだって
やって来る
可能性はあるよ

だから
もう一度
初心を
板金すれば
いいじゃん

       酒井義明


7/1

誕生

なんにもなくていいじゃん
始めは
誰だって
裸で
生まれて
来たんだから

なんにも
なくなったって
ただ
それだけの
ことじゃん

       酒井義明