8/31

みんなの花

小さな
白い花は
みんな
みんな
そのまま
咲いてるだけで
きれいだよ

だって
咲いてるだけで
きれいなんだから

みんな
みんな
きれいだよ

 


8/30

守ってあげたい

小さな
白い花が
冷たい風に
当たって
震えていたら

僕がそっと
手をかざして
冷たい風から
君を
守ってあげたい

風を止めることは
できないけど
風が止むまで
いやもっともっと
太陽がニコッと
笑ってくれるまで

僕は
君の
壁になってあげたい


8/29

仁王鉄棒

まだ幼かった頃
大きく見上げた
鉄棒

逆上がりが
出来なくて
悔しくて
夕日が落ちても
一番星が出ても
独り練習していた
誰もいない校庭

いつの日か
逆上がりも
出来るようになって
いつの日か
鉄棒よりも
大きくなっていた

逆上がりは
出来るようになったけど
これからどれくらい
目に見えない鉄棒の
逆上がりに挑戦しばければ
ならないのだろう

僕たちは
見えない鉄棒の
逆上がりに
挑戦してダメで
挑戦して出来て
大きくなっていくのかもしれない

今も
見えない大きな鉄棒は
ちっぽけな僕の
ちょっと見上げる位置に
静かにどてっと
つっ立っていた

手を伸ばせば届く位置で
人間に
逆上がりさせようと
つっ立ってくれていた


8/24

ひとり言

なかなか
咲けない
小さな花よ

君も
僕と
いっしょだね


8/21

月光

十回目の
新月も
百回目の
三日月も
千回目の
満月も

いつ見ても
小さな
白い花は
きれいだよ

いくつになっても
小さな
白い花は
きれいだよ


8/18

折れない夢

小さな
白い花は
シンシンと降る
冷たい雨に
鍛えられたからこそ

ちょっとや
そっとじゃ
絶対に折れない
強さをもった
凛とした茎を
伸ばしていくんだね

あの向こうに見える
七色の虹の形をした
夢をつかむため

どこまでも
どこまでも
一直線に
伸びていくんだね


8/17

運命の根っこ

道のわきで
ひっそりと
咲いている
小さな
白い花を見て
密かに
ココロ
安らいでいる
花はきっと
どこかにいるんだよ

小さな
白い花と
目に見えない
赤い根っこと
紅い根っこで
つながっり
合っている花は

きっと
来るべき時に
君の前に
やって来るんだよ


8/16

もともと

小さな
白い花が
咲いたから
きれいになった
わけじゃなく

君は
もともと
きれいな
花だよ

もともと
かわいい
花だよ


8/15

花びら

小さな
白い花の
心の花びらを
一枚
二枚って
取って
数えるよりも

白い花の
心の花びらを
一枚
二枚
三枚って
肯定して
付け加えて
あげられるような
心を持ちたい


8/14

言葉

少し
自信がなくなりかけて
下を向いていた
小さな白い花に
毎日
毎日
きれいだよ
きれいだよって
語りかけていたら

照れくさそうに
しながらも
うれしそうにしていました

白い花は
少しずつ
自信を
取り戻してきてくれて
あの素敵な
満開の笑顔が
戻ってきました

気が付けば
白い花は
太陽を向いていて
以前よりも
もっと
もっと
きれいになっていました


8/13

ひっそりと

どんなに
虫が
喰っていたって

道のわきで
ひっそりと
けなげに
咲いている
小さな
白い花よ

君は
とっても
きれいだよ