絶望という名のトンネル
僕は今
目の前が真っ暗で
何にも見えない
トンネルの中にいる
その中で
自分ができることと
自分では
どうしょうもできないことに
別けて考えてみた
人がトンネルをぶち壊して
そこから抜け出すことは
考えられないことだ
じゃ今自分にできることは何か
絶望のトンネルの中でも
人間とは素晴らしいもので
時が経てば
目が慣れてきて
なんとなく見えて来る
だがそれは
目が慣れたのではなく
自分が成長してきたのだと
いうことが分かった
絶望の中でこそ
人間は飛躍的に成長できる
チャンスがある生き物なんだ
逆に今は
成長させてもらっているんだ
という確信がもてた
いつしか僕の目の前は晴れ
絶望のトンネルなんか恐くなくなり
感謝という名のトンネルに変わっていた
出口の光が
眩しいぐらいに
僕を優しく包み込んでくれた
希望の色とは
こういう色なのかって
始めて感謝した
僕は
生かしてもらったことに
心から感謝した
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