12/31

砂時計

人間は
砂時計のように
日々
ゆっくりと
自分を殺していく
存在ではない

もしもそんな
砂時計が人間を
苦しめているのなら
私は
そんな砂時計を
直ぐに壊したい

人間には
ひとり
ひとりに
生まれてきた
意味があって

人間には
ひとり
ひとりに
素晴らしいものがあるんだ

 

 

12/31

人間の詩

人間は
ただ漂っている
雲なんかじゃないんだ

意志があるから
歩いていけるんだ

たとえ
どんなに
強い逆風が
吹いても

たとえ
どんなに
冷たい雨に
降られても

意志が
進みたいと
願う方向に
進んで行くんだ

それが
人間なんだ

だから
人間なんだ

 

12/25

欠けない月

どんなに
くらい夜も
月は
やさしく
光っていて

影になって
欠けてるように
見えても
月は
いつでも
まんまるで

君の心も
満月のように
やさしく
なれない時も
いつでも
どんな時でも

まんまるに
光っているんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/24

トドケナイ想い

君のその
メールに
書けなかった
言葉は
どこにいって
しまうのだろう

君のその
大切な想いは
どこで漂って
しまうのだろう

そんな
君の想いを
そっと
包み込んであげたい

暗く深い森の奧で
小さくなって
ちぢこまって
動けなくなっている
君の想いを

ひとりじゃ
ないよと

そっと
抱きしめてあげたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/14

澄んだ瞳

彼らの偉業を
後世に伝えるという
使命を背負った
男の人の瞳は
まっすぐな
澄んだ瞳をしていた

一点の曇りも
一点の迷いも
一点の偽りもないような
澄んだ瞳だった

そんな瞳の
持ち主だからこそ
彼は彼を
選んだのだろう

ご縁あって
私はその方の
末裔の方に
お会いすることができた

その方の瞳も
どこまでも
澄んでいて
どこまでも
まっすぐな
心を表している
瞳をしていた

遙か三百二年前と
今が時空を越えて
つながった気がした

私はこの
ご縁に
感謝し

まっ青に
晴れわたった
天を仰ぎみた

 

 

         泉岳寺にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/14

涙燃えて

もうもうと
立ち上がる
線香の煙の間から
光の柱がすぅーと
伸びていき
彼のお墓を
照らしていた

彼は
連々とつながる
お墓の締めに
永眠していた

人々が手向ける
線香の形をした
想いは
やがて何束も集まり
それが炎となり

天高く
昇っていった

まるで
十六歳で散った
彼の涙を
消すように

天高く
天高く
昇っていった

 

         泉岳寺にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/21

まんまるこころ

ごつごつ
こころは
背伸びしたく
なるまで

まるまって
お昼寝
したいんだろう

ごつごつ
ごつごつ
へっこんじゃった
こころが

また元通りに
まんまる
こころに
なるまで

ゆっくり
ゆっくり
お昼寝
したいんだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/21

受け入れてあげたい

君の精神を
安心させて
くれるものが
なくなることは
初めは
辛いかも
しれないけれど

君はもう
それなしで
歩いていけるよ

だって
生まれた時は
何にもなくて
生きていたもんね

そうだよ
そのままの
君を
受け入れてあげようよ

こわがらないで
意識しないで
空気のように
そのままの
君を
包み込んであげようよ

いいところも
そうじゃないところも
君じゃないか

だから全て
受け入れてあげて
いいんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/20

初めの誓い

君は
幸せになるために
この世界に
生まれてきたんだ

色とりどりの
愛の
メリーゴーランドとか
希望の
ジェットコースターとか
夢の
観覧車とかが
いっぱい
いっぱい
つまっていて

あぁなんて
楽しそうなんだと思った
この星に
生まれてきたんだ

自分から願って
粉骨えぃやぁって
力を振り絞って
生まれてきたいと
誓った
君だから

君は
最後には
幸せになれる人なんだ

だから
君は
生まれてきたんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/20

見えなかった棒

君が
歩いている
長い長い
道のりは
ハードルが
低くても
なんとなく
歩いては
行けるけれど

もうそろそろ
君のハードルを
上げても
いいんじゃないかな

君は
もう十分に
汗をかいて
きたじゃないか
だから
もっと
もっと
棒高跳びみたいに
ハードルを
上げてみようよ

君なら
きっと
飛べるよ

君なら
きっと
その棒を
越えられるよ

だって
君にはもう
以前は見えなかった
自分が飛ぶべき
棒が

目の前に
見えているじゃないか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/12

甘やかせてあげたい

いつも
がんばって
くれている
君の
自分自身の心に
見えない
花をあげようよ

温泉なんては
言わないから
帰りのコンビニで
いつもより
100円高い
ケーキを
買ってあげようよ

ささやかに
いつも
がんばって
くれているねって

この星に
一人しかいない
自分自身を
大いに
えこひいきしてあげて
認めてあげて

もっと
もっと
甘やかせてあげようよ

人って
時には
そんなに強くないから

もっと
もっと
もっと
パンクする前に
甘やかせてあげようよ

 

12/11

君の芽

繊細で
心やさしい
君を
いつも
苦しみ続けている
悩みの種は

いつの日か
君の
心の大地から
逆境に負けない
芽となって

力強く顔を
出してくれるだろう
大きく葉を
広げてくれるだろう

どんなに困難な
土地からも
芽を出すのが
人間の芽だし

どんなに悲しい
雨に濡れても
最後には
素晴らしい
花を
咲かせてくれるのが

君の芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/10

人間として

元々
穴が開いている
欲のバケツを
満たそうとしても

そんなものは
満たされる
ものでもないし
ただ
ただ
虚しい空気だけが
漂うだけ

それならば
そんな
バケツは捨て去り

私は
人間らしく
生きていきたい

愛しあい
助け合い
共に手を取り合い
歩いていきたい

ひとつの
生命として
生まれて来て

最後には
欲もなく
思い残すこともなく
潔く

静かに微笑みながら
生を
全うしたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/8

冬の奇蹟

あぁ
なんて
冬の日の入りは
こんなにも
輝かしく
見えるんだろう

このまま
しばらく
生の
ありがたみを

身体
いっぱいに
浴びながら

生きてるんだと
喜びながら

やさしい
日の光に
包まれていたい

私たちは

生きている

私たちの周りで
愛おしい
一瞬が

奇蹟のように
キラキラと
天使のように
キラキラと
輝いていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/7

生きる目的

成功も
失敗も
いいじゃん

君の
人生なんだから
いいじゃん

失敗って
悲しいことに
写るかも
しれないけれど

確実に
成長した
君に
なれるんだから
大切なこと
いいじゃん

君の心が
成長することが
生きる目的
なんだから

成功も
失敗も
いいじゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

12/6

台風太郎がやって来た

ぴゅー
ぴゅー
ぴゅー
ざっ
ざぁざぁざぁ

ぴゅー
ぴゅー
ぴゅー
ざっ
ざぁざぁざぁ

雨風が強くて
あんなに
嫌だった
台風だけど
過ぎ去った後に
感じる
あの爽快感は
なんだろう

まるで
部屋を
そうじして
あぁ気持ちいいと
感じた
あの感覚と
一緒みたい

ぴゅー
ぴゅー
ぴゅー
ざっ
ざぁざぁざぁ

ぴゅー
ぴゅー
ぴゅー
ざっ
ざぁざぁざぁ

台風太郎よ
人っ子だけにゃ
わるさすんなよ

 

 

 

 

 

 

 

 

12/4

アオイソラ

いつか
終わりが
やって来るから
私たちは
今を
生きていける
のかもしれない

いつか
終わりが
やって来るから
私たちは
幸せに
なろうとしている
のかもしれない

もしかして
これは
夢なの

それなら
欲はなく

ただ静かに
アオイソラを
見上げたい

君の
空に
黄色い風船が
飛んでいくのを
想像しながら

 

 

 

 

 

 

 

 

12/3

開演ベルは鳴っている

君のその
深い深い
心の傷は
消せることは
できないかも
しれないけれど

新しい経験を
積み重ねていくことは
できるんじゃないのかな

もしかして
人生とは
色々な経験を
していくこと
なんじゃないのかな

なにかの
偶然で
人や物事に
出会って

なにかの
偶然で
その物語が
美しく流れていく

ほら
聞こえるかい
君の新しい舞台の
開演ベルが
鳴ってるよ

主役はいつも
君自身なんだから
背筋を伸ばして
涙をふいて
さぁ
舞台の真ん中に立とうよ

結末は
どうなるか
わからないけど

それもまた
人生じゃないか

君が主役の
君の素晴らしい
人生じゃないか

 

 

 

 

 

 

 

 

12/3

ゆずれない核

もしも
君の
大切なものが
他人からは
崩れているように
見えても

もしも
君が
いつまでも
そこだけは
ゆずらないで
生きていたならば

君の
大切なものは
決して
崩れないで

君の心の
核になって
君が
夢見た方向に

いつか
君を
導いてくれるだろう

 

 

 

 

 

 

 

12/3

笑顔予報

笑いすぎると
涙が
でてくるなんて
人間って
繊細だね

だから
君の
ココロも
繊細なんだね

笑顔のち

雨の後は
君のココロに
きれいな
きれいな
爽快な虹が
ぱぁっと
架かるでしょう

 

 

 

 

 

 

12/1

天にロウソクを

君の
好きな人は
今どこにいますか

携帯が
届く所ですか

それとも
どんなに
大きな携帯でも
届かない
もっと
もっと
遠くですか

君の
好きな人のために
ロウソクに灯を
灯してあげて
静かに
祈ってあげようよ

静かに
静かに
好きな人の
笑顔を
思い浮かべながら

そっと
祈ってあげようよ