7/31
パン

うわぁ
今日はパンが
ものすごく
うまく焼けたぁ

肯定と
寛容を
こねこね
こねこね
こねくり
合わせたら

とっても
ほっかりした
おししい
パンが
焼けたよ

 

 

 

 

 

 

 

 

7/30
のら

あののらは
どこに行って
しまったのでしょうね

そうです
夜中になると
車がビュービュー
行き交っている
大通りの先を
ずぅっと眺めていた
あののらです

ある日を境に
パッタリと
姿が見えなくなって
しまったのですが

風のうわさによると
車にひかれて
しまったらしいよ

・・・・

あの猫は
どこに行って
しまったのでしょうね

きっと
あの猫が
一番大切にしたかった
何かは
確実に向こうに側に
渡りっきたのでしょうね

 

 

 

 

 

 

 

7/29
ぎょうざ

お母さん
土曜の晩になると
ぎょうざを
作ってくれましたね

白い皮に
指で水をつけて
いくつも
いくつも
その手で
作ってくれましたね

少し焦げてて
その焦げが
またおいしくて

お母さん
僕はあのぎょうざが
本当に好きでした

今でも
土曜になると
思い出します

ババンババンバンバンと
ぎょうざを作っている
お母さんの
後ろ姿

 

 

 

 

 

 

7/28
合唱会

かぁちゃん
かぁちゃん
腹へった

かぁちゃん
かぁちゃん
まだかいな

軒の下の
かわいいツバメの
合唱隊は

今朝も
はよから
合唱会

 

 

 

 

 

7/27

どぉっどどどっど
どぉっどどどっど
おぉ嵐よ

なぜだ
なぜなんだ

なぜお前は
中途半端な
温帯低気圧なんかに
なるんだ

あの巨大な
前に前に
進もうとする力は
どうしたんだ

ぐんぐん
ぐんぐん
進んで行く
意志はどうしたんだ

おぉ嵐よ

おいらの夢は
絶対に
温帯低気圧なんかに
ならないぞ

 

 

 

 

7/26
ほうき

おぉ雨よ
おぉ嵐よ

もっと降れ
もっと
もっと降れ

もっと
降って
その大きなほうきで
この地を
清めたまえ

この心を
浄めたまえ

 

 

 

 

 

 

7/25
終着駅

君が
銀河鉄道に乗って
銀河を旅して
長い長い旅の
終着駅
銀河ステーションの
プラットホームに
迎えに来てほしい人は
誰ですか

その人は
きっと
君の頭の中に
最初に
浮かんだ人ですね

その想いは
あの星にも
届いていると
思います

ほら
耳を澄ませてごらん
今宵も
あの汽笛が
どこかで
高らかに
鳴り響いています

誰かと
誰かが
また
再会するために

 

 

 

 

 

7/24

オリオン

いっこは
なほちゃん

いっこは
けんやくん

いっこは
お母さん

小さな
あめ玉
三つならべたら

オリオンよりかも
光ってた

 

 

 

 

 

7/23

銀河で唯一の星

僕は
あの星を
幸せにしたい

だって
あんなに暗い所で
ポツンと
ひとりで
光っているから

あの星は
僕にとって
とっても
とっても
大切な星

僕を
育ててくれた
銀河で唯一の
いっとう星

 

 

 

 

 

 

7/22

離れ星

夜空に輝く
星よ

今夜も
君は
ひとりぼっちかい

でも
こっちからは
君が
見えているよ

だから
僕たちは
いつまでも
いつまでも
一緒だね

 

 

 

 

7/21

微笑み星

はにかみやさんな
あの星が
笑ってくれますように

そんな詩を
書けたなら
きっと
みんなも
微笑んで
くれるんじゃないかな

そうすれば
あの星も
微笑んで
くれるんじゃないかな

そんな
想いを込めて
今宵も
星を眺めていたい

お母さん
僕は
元気です

 

 

 

 

7/20

三角ベース

ぼくは
ホームランバッターじゃないのに
いっつも
ホームランばっかり
狙っていたから
しまいには
自分のホームも崩れて
球も見えなくなって
スランプに
なってしまった

今ぼくは
誰もいない
小さな公園の
三角ベースの
草だらけの外野に
ぽつんと独りっきりで
立っている

星を眺めて
風の声に
耳を澄ませて

もう一度
自分の
素振りを
思い出したい

 

 

 

 

 

7/19

新しい星

この広い広い
銀河の全体の質量は
いつも変わらず
一定です

人の心も大切な
銀河の一部ですから
別れで生じてしまった
心の空洞は

新しい
出会いによって
埋まるように
なっています

星が流れた後は
銀河のどこかで
小さな星が
誕生しているように

君の心には
新しい
出会いの星が
光り輝いています

 

 

 

 

 

 

7/18

銀河光年

眠って
眠って
脳みそが
ベットのスポンジに
チョコレートのように
とろけちゃうぐらい
眠って

頭の中身を
銀河系七周半
旅行させて
リセットさせたい

そして
もう一度
ぼくの中の
失いかけていたものを
取り戻したい

 

 

 

 

 

7/17

我が道

もはや
失うものなど
何もなく
涙すら
涸れ果てて

このまま
突っ切る
一本道

天国か地獄か
中途半端な結果など
ありえん
この道

振り返ったら
プラスもマイナスも
全部ちゃらだったと
笑えるように
我が一本道

 

 

 

 

 

7/16

瞳の奧

試されて
試されて
虫ケラみたいに
突き落とされて

それでもギリギリのところで
微かな光が差してきて
その光の方向に向かって
がむしゃらに
走って走って走って行くが
また突き落とされて

そのくり返しだが
そんなのばっかだが

それでも
自分で自分の魂を
折っちまったら
その瞬間に全ては
終わっちまうから

てめぇの身体を
使い切るまでは
瞳の奧を
曇らすわけにはいかない

どんなことがあろうとも

 

 

 

 

 

7/15

誓い

なぜ階段から
転げ落ちる
何度でも
何度でも
諦めないで
一段一段
はい上がるためだ

なぜ山を登る
てっぺんまで登り切り
周りを見渡し
世の中には
まだまだ
高い山があるんだと
自らを奮い立たせるためだ

ではなぜ大吉まで引く
大吉を
引くことができなかった
母のために
力尽くでも
泥水を飲んででも
必ず引いてみせるんだと

この魂の核に
深く深く
刻み込んだからだ

あの夜明け前
天にそう
誓ったからだ

     義明

 

 

 

 

 

 

 

7/14

感動

生きてるうちに
どれだけ
あぁ幸せだなぁと
思えたか

そんなお土産を
両手に
抱えきれないほど
抱えて
ぼくたちは
生きていく

そして最後には
一番でっかい
でっかい
でっかい
大吉を引いたんだという
お土産をひっさげて
ぼくたちは
また今度

 

 

 

 

 

7/13


病気が治って
健康になると
一日がとたんに
キラキラと
輝いてみえる

生きてるってことが
思いっきり
抱きしめたいぐらいに
愛おしく感じる

生きてるって
一個の
聖なる
光だから
大吉まで引け

 

 

 

 

 

7/12

小さな夢

友達の
結婚式でもらった
つたの葉っぱは
枯れさせない

この葉っぱの
一枚一枚が
二人の大切な想いで

新しく顔を
のぞかせてくれた
小さな葉っぱたちは
ぼくたちの夢だ

この夢よ
大きく
大きく
大きくなれ
大きくなって
大吉まで引け

 

 

 

 

 

 

 

7/11

なべ

希望も
挫折も
喜びも
悲しみも
夢も
苦労も
しょっぱい涙も

みんな
みんな
ごった煮にして
大吉まで引け

 

 

 

 

 

7/10

よろこび

生きてるって
それだけで
うれしいことだから

思いっきり
はちゃめちゃに
身体いっぱい
心の扉も
全開にして

たったたった
喜びながら
大吉まで引け

 

 

 

7/9


運は
受け身じゃなくて

自分が
総司令官になって
全軍を前進させ
勝利を
つかみ取る言葉

全軍を
発動させて
幸運をつかみ取れ
合い言葉は
大吉まで引け

 

 

 

 

 

7/8

かけって

かけって
かけって
スッテンコロリン

かけって
かけって
ジャンプして

かけって
かけって
大吉まで引け

 

 

 

 

 

 

7/7


小さな時
駄菓子屋で
色々な
大きさの飴を
凧糸を引っぱって
取るあそびを
よくやった

大きな飴が
取れた時は
とっても
うれしかった

大人になっても
相変わらず
何本も
何本も
糸を引っぱった
大きな飴は
絶対にあるんだ

大きな飴を
ぐいっと
引っぱり上げるために
大吉まで引け

 

 

 

 

 

 

 

7/6

台風

たとえ
降水量は一緒でも
ただだらだらと
降った大雨と
台風とでは
過ぎ去った後の
早朝の爽快感が
格段に違う

それは大雨には
意志も目標もなく
台風には巨大で強烈な
大きな意志と力を
感じるからだ

台風は
自分の意志と力で
ぐんぐん ぐんぐん
ぐんぐん ぐんぐん
突き進んでいるんだ

人間も一個の
巨大な
台風になれるんだ
一個の巨大な
魂になるために
大吉まで引け

 

 

 

 

 

 

7/5

意志

今を
生きる人は
病人ではない

明日を
信じる人は
病人ではない

必ず
治すんだという
強い意志を
持っている人は
病人ではない

生きるんだという
最後まで
あきらめない
意志よ
大吉まで引け

 

 

 

 

 

7/4


雑草だろうと
根無し草だろうと
浮き草だろうと
呼び名なんて
どうでもいい

踏まれても
踏まれても
踏まれた分
強くなって
生き抜いて

たとえ
一輪でも
自分の花を
咲かせるために
大吉まで引け

 

 

 

 

 

7/3

ごはん

人間は
ちょっとやそっと
ごはんを
食べなくたって
生きていける

それよりも
魂に
大盛りの
ごはんを
たんまり
たんまり
喰わしてやれ

胃袋を
伸ばすより
魂の袋を
伸ばしてあげて
大吉まで引け

 

 

 

7/2


全てを
奪われたとしても

その胸には
まだたった一つの
誇りという名の
光が残っている

その一筋の光の
差す方向を
目指して

その先には必ず
希望があると
信じて
大吉まで引け

 

 

 

7/1

青年よ

現実の世界は
妥協だらけだが
目には見えぬが
自分の信じる
夢の世界こそ
妥協してはならない

一回でも
魂を売っちまうと
そこから
自分の魂は
砂時計のように
もろくも崩れていく

青年よ
とうのとっくに
魂を売っちまった
骨の髄まで
ありきたりな
大人などになるな

夢のために
魂のために
大吉まで引け