太陽の人

太陽の花
ひまわりよ
何見て泣いてる

いいんだよ
いいんだよ
泣いても
いいんだよ
涙枯れるまで
泣けばいいさ

それでも
君を見て
勇気や
元気や
希望をもらった人は
たくさんいるんだよ

君の種は
君がいなくなった後
みんなの心の大地から
しっかりと芽を出し
今はいっぱいの花を
咲かせているんだよ

そうさぁ
あのアルルの太陽の下
地平線までいっぱいに
微笑んでいた
ひまわり畑みたいに
みんな満開なんだよ

だから
ひまわりよ
君のひまわりも
太陽も
凄まじいまでの葛藤も
なに一つ
無駄じゃなかったんだよ

 

 

 

 

 
感じたい

ちっぽけな人間が一人
大きな海の中に浮かび
地平線を眺め
空を仰ぎ
その先に想いを巡らせた

この星で
生まれたんだから
この星を
感じることができるんだ

母から
生まれ
母なる海から
生まれ
この母なる星から
生まれてきたんだから

きっと
きっと
なにかを
感じることができるんだ

それがなにかは
わからないが
なにか大きなものを
感じることができるんだ

僕は
それを信じる

今はまだ
わからないが
この大きなものに
包み込まれているような

この
大きな母に
慈しまれているような

そんな
大きなものを
心で
感じることができるんだ

          義明

 

 

 

 

 

 

 
落とされただるまの未来

社会という名の
だるま落としが
ドデンと立っています

ですが
上の部分と
下の部分が
ハッキリと別れ
スッポリと
真ん中の
二つの部分だけが
落とされたように見えます

それは
道徳や
恥といった
部分です

キリスト教の圏内では
その部分を
教会というコミュニティーで
カバーしていますが
私たちの国では
その中間のコミュニティー
即ち地域や学校や
家庭が崩壊寸前です

私たちは
私たちの国が
世界に誇れる
この美しい部分を
もう一度
みんなの心で
一つ
一つ
創りあげていくことが

これからの
ぼくらの
未来だと思います

 

 

 

 

 

 

 
普遍的なもの

たとえ
大切な何かを
信じられなくなっても

それでも
孤独の中を
進まなければならなくても

あなたの中の
あなたは
いつも
あなたと一緒です

だから
恐れることなんかありません

他人の心や
物事は変わっていっても
それは
どんなことがあっても
変わることがありません

だって
それは
この一瞬も
純粋に光り輝く

あなた自身の
核だから

 

 

 

 

 

 
書かれなかった言葉

長い長い間
年輪を積み重ねてきた
小さな駅舎には
小さな改札があって

そのまた横には
思わず
見落としてしまいそうな
小さな
小さな
伝言板があります

今はもう
書き込まれることも
少なくなった
伝言板

その前に立ったけど
ためらい
書かれなかった
言葉は
どこにいったのだろう

その想いは
通じたのだろうか
それとも
どこかで
漂っているのだろうか

地平線から
陽が昇ってくる時から
星々がてっぺんで輝くまで
ずぅっと待っている
伝言板

書かれなかった
言葉の想いが
どうか通じますようにと
今宵も
駅舎の薄明かりの
電灯の下

独りで
待っている
伝言板

 

 

 

 

 

 

 
小さないのち

最近は
小さないのちに対する
余りにも
悲しくも痛ましい事件の数々が
報道され過ぎていて

そんな中
いま新しいいのちが
生まれましたという知らせは
なんと清々しいことだろうか

なんとも言えぬ
気持ちのいい風が
日本列島を
駆けめぐっていったような
そんな凛とした
風を感じました

いのちとは
こんなにも
素晴らしいものなんだと

そんな想いを
一つ
一つの
心で感じ合い
みんなで
共鳴し合った
喜びの時でした

そのいのちは
いのちの素晴らしさや
ありがたさや
感謝の想いを
忘れてしまった
殺伐とした大地の上に立っている
いのち達に

もう一度
いのちの素晴らしさを
実感してもらいたいと
祈り
願い
生まれてきた

そんな
小さな
小さな
いのちのような
気がしました