心が帰る所
アメリカの映画を観ていると
ふと想うことがあります
あっまた
ロックウェルさんが
かくれんぼしている
「もぅいいかい。」
「まぁだだよ。」って
今も銀幕の中で
ロックウェルさんは
少年のように
かくれんぼしている
そんな錯覚を覚えたりします
古き良きアメリカの映画には
必ずロックウェルさんの
絵画の1シーンが
かくれんぼしていて
アメリカで育った全ての監督が
小さな時なんらかの形で
ロックウェルさんから影響を受けて
大きくになって
いるのではないでしょうか
フォレスト・ガンプにしろ
スーパーマンにしろ
プライベート・ライアンにしろ
みんなどこかに
ロックウェルさんが
かくれんぼしています
それは写真のように
その一瞬を切り取るのではなく
家族や地域や時代の
ゆっくりとした空気のようなものを
表しています
それはきっと
アメリカ人の
心なんでしょうね
いつの時代も
変わることなく
流れつづけている
人の心の
帰る所のような
ものなんでしょうね
あなたの心が
帰る所はどこですか
そこでは
いつもあなたが
主人公なんですね
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