それだけで

あなたは

生きている
両手いっぱい
心いっぱい
生きている

それだから
しくしくで
るんるんで
もぐもぐで

それでも

あなたは
生きているんだから

それだけで
それだけで
もう
感謝いっぱい
わっはっはっは
わっはっはっは

 

 

 

 

生きてっから

生きてっから
走れたり
泣けたり
悩んだり
よろこんだり
ふられたり
出会ったり
海行けたり
夢みたり
感動したり

やっぱ
生きてるって
めっちゃくちゃに
いいなぁ

顔が
ぐちゃぐちゃに
なるほど
笑っちゃうぐらい
いいなぁ

 

 

 

ワイパー

どんなに
どしゃぶりの
雨だって
どんなに
どしゃぶりの
嵐だって

ワイパーがあれば
人間の視界は
ぐんと
広がっていく

時に
ワイパーとは
知恵であり
勇気であり
志であり

どんなに
どしゃぶりの中だって
君だけの
ワイパーが
必ずあるはずなんだ
だから
君なんだ

晴天の時には
気にもしなかった
ワイパーが
今君を助けようと
してくれているんだ
その為に
ワイパーがあるんだ

君ワイパー全開で
この嵐の中を
突っ切って
いこうじゃないか

ワイパーは
いつだって
どんな時だって
君の見方なんだ

 

 

 

12R

最後の12ラウンド
泣いても
笑っても
これが
最後なんだ
もう後には
なんも
残ってねぇんだ

そうよ
いつだって
12ラウンドよ
いつだって
ギリギリの
戦いよ

とぉちゃんと
かぁちゃんに
もらった
この身体と
このチャンスを
最後の最期まで
使い切ろうじゃねぇか

ゴングが鳴った後の
判定なんか
どうでもいい
結果じゃねぇんだ
生きてるうちに
やることは
やったんだと
生きようじゃねぇか

そして
胸を張って
誇りと友に
ドテッと
前向きに
ぶっ倒れようじゃねぇか

 

 

 

 

大空へ

かつて人々は
人間は空を飛べる
存在ではない
もしも飛べる
存在だったなら
人間はあらかじめ
翼が生えて
生まれてくると
考えていた

しかし
あの兄弟だけは
いや人間は飛べるという
確固たる
イメージを持っていた
そして実際に
大空に飛び上がり
人々の意識を
変えていった

人々が人間は
飛ぶことができるんだと
イメージできると
その思いはどんどん
連鎖していき
いつしかそれは
当たり前の事になった

もしも
こうすれば
癌が治るという
確固たる
イメージを持っている
人間が現われたなら
その思いが
現実になったなら
人々の意識も
変わっていでしょう

そしてあなたも
あなたなりのイメージを
持っていることでしょう
そのイメージを
貫くことによって
孤独と恐怖の壁を
ぶち破ることによって
その思いはいつしか
確信に変わり
人々の意識を
変えていくことでしょう

イメージが
見えることを
贈られたことに
感謝し
意識の大空に
飛び立って下さい

そうです
まだ誰も
行ったことがない
意識の大空に
あなたが
飛び立っていくのは
もう少しなのですから

 

 

 

大吉まで引け

えんえん
えんえん
思いっきり
泣いて

心が
すっきりして
心の汚れが
流されて

心の玉が
きれいな玉に
なったなら
大吉まで引け

人間は
大吉まで
引くために
生まれて
きたんだから

自分だけの
大吉が
見えるから
あなたなんだから
大吉まで引け

 

 

 

 

The Sun

優れた画家の
優れた時期の
素晴らしい作品を
ずぅっと見ていると
その場所では
もの凄く元気になるのだか
帰ってきてからどっと疲れる
なぜだろう
なんだか海から帰って来たような
そんな疲れだ

きっとそれは
あの作品自体が一つの
太陽なんだろう

太陽の人が
太陽の時期に
太陽を描ききったから・・・・

まさかまさか
その太陽が日本に来てくれるとは
思いもしなかった

彼は作品を仕上げるのが早かった
精神的に描ける時期に
彼は膨大な作品を描きまくった
これでもか
これでもかと描きまくった
まるで彼は
今描けるこの一瞬が
永遠には続かないと察していたかのように
描きまくった
彼はその一瞬を
魂が忘れてしまう前に
一気に描きまくった

だから彼の作品は
今も活き活きと生きている
輝き続けている

打算も計算もなく
ただただ哀しいまでに
自分が生きてるこの一瞬をカンバスに
焼き付けていった

絵画はオリジナルである
映画や写真のように
複製された芸術作品ではない
そのオリジナルの中には
太陽の葛藤や苦しみや狂気や
そしてハンパじゃない
生きる喜びが
これでもかこれでもかと詰まっている

ハァーハァーと
画家が描いている時の
息づかいまでもが
聞こえてくるようなそんな気がする

今その太陽は
彼が憧れた地で
彼が憧れた太陽の下で
みんなに愛されていた
アルルのゴッホの寝室

彼は今
どんなことを思っているのだろう
きっと彼のことだ
陽気に微笑んでいるんじゃないのかなぁ

あの晴れわたった
アルルの
ひまわり畑のように

 

 

 

 

 

ディーパーテッド

映画は
映画らしいラストを
銀幕に撮した瞬間に
セルロイドのフィルムから
映画に生まれ変わり

映画らしい
ラストを贈られた映画は
幸せであり
一つの奇跡でもあります

そのラストとは
つまらない常識や倫理で
できている鎖なんか引きちぎって
観客が生理的に納得できて
人間の本能に訴えかけるような
ラストであります

ディーパーテッド
これは紛れもなく
素晴らしいラスト15分を
贈られた映画です

 

 

 

 

ステルブースター

スペースシャトルは
燃料ブースターを切り離して
捨てることによって
その反動で
エイヤッて
宇宙に飛び出していく

離婚だって
別れることによって
その反作用で
また新しい素敵な
出会いがやってくる

きったぇ部屋だって
どんどん捨てることによって
どんどんハイになって
気分も爽快になって
やる気もでてきて
力も沸き上がってくる

捨てることは
買うことよりも
何十倍も決断力が必要だけど
捨てれば捨てるほど
もれなく決断力がもらえて
しかもゴチャゴチャを
捨てることによって
その何十倍も
何百倍ものエネルギーを
スッキリ空間から
もらえるんだから
こんな一石二鳥のことはない

そうさ
スペースシャトルにできて
君にできないはずがない
ゴチャゴチャブースターなんか
一気に捨てちゃって
ドカンッと大爆発して

もっと自由な
もっと君らしい
自由な
君空間に
飛び出そうじゃないか

 

 

 

 

 

大きな海の一滴

でっかな太平洋に
一個のペットボトルが
ぷかぷか
ぷかぷか
浮かんでいた

中身は全部
海水だけど
しっかりと
ふたをされていて
一滴たりとも
外洋にはでれないように
閉じこめられていた

大きな世界に生まれて
大きな世界の中にいて
大きな世界の一部なのに
閉じこめられた
捕われの身になっていた

この殻を
外から
ぶっ壊すことができなければ
中身からこの殻を
ぶっ壊すしかない

そうさぁ
自分で
解放してあげるしかない

それが
大きな世界に生まれてきた
僕たちの
喜びなんだから